空き家管理で発生する季節の事柄
こんにちは!パラソルです。
パラソルでは現在誰も使わなくなってしまったご自宅の管理を行っています。
・急な転勤で家を空けることになってしまった。
・実家の親が介護施設に入所することになり管理する人がいない。
・実家を相続したけど県外に住んでるから掃除に行けない。
このようなお悩みをお持ちの方はぜひパラソルにご相談ください!
空き家管理の年間スケジュール:季節ごとの重要ポイント
空き家を適切に管理するためには、掃除や換気に加え、季節ごとに必要な作業があります。放置すると建物の劣化や近隣トラブルの原因にもなるため、以下のような視点で定期的なメンテナンスを行いましょう。
春(3月~5月):湿気と雑草対策のスタート
春は気温が上がり、湿気や雑草が増え始める時期です。この時期に適切な対策をしておくことで、夏のトラブルを防ぐことができます。
主な作業内容
- 換気・湿気対策:冬の間閉め切っていた空気を入れ替え、カビや結露を防ぐ。
- 雑草の処理:成長が本格化する前に庭や敷地周りの雑草を除去。防草シートや除草剤の検討も。
- 害虫予防:シロアリ・ゴキブリなどの害虫駆除剤の散布。
- 雨漏り点検:梅雨に備えて屋根や雨どいのチェックを行い、破損がないか確認。
夏(6月~8月):雑草・害虫・台風対策が重要
高温多湿の影響で、カビや害虫の発生が増え、庭の雑草も急成長します。また、台風シーズンに向けた準備も欠かせません。
主な作業内容
- 雑草処理:梅雨明け後の草刈り(放置すると害虫発生の原因に)。
- 害虫駆除:ハチの巣やムカデなどの害虫対策を定期的に実施。
- 換気と除湿:梅雨の湿気対策として除湿機や炭を活用。
- 台風対策:飛びやすい物の撤去や雨どいの詰まりチェック、雨戸の確認。
秋(9月~11月):台風・落ち葉・冬支度の準備
秋は台風の影響が大きく、また落ち葉が詰まりやすい時期です。冬に向けた断熱対策も必要になります。
主な作業内容
- 台風後の点検・修理:屋根、雨どい、塀の破損がないか確認。
- 落ち葉掃除:雨どいの詰まりや庭の管理を行い、害虫の発生を防ぐ。
- 防犯対策:日没が早くなるため、防犯灯や鍵のチェックを強化。
- 水道の凍結防止準備:寒冷地では水抜き栓の点検や断熱材の設置を。
冬(12月~2月):凍結・積雪・防犯対策
寒さによる水道凍結や雪の影響で、建物の劣化リスクが高まる時期です。防犯面でも、年末年始の空き巣対策が重要になります。
主な作業内容
- 水道の凍結防止:水抜きを行い、凍結防止ヒーターを設置。
- 雪害対策:積雪による屋根やカーポートの負担を確認し、除雪準備を整える。
- 防犯対策の強化:郵便受けの整理や人感センサー付きライトの設置。
- 屋内の換気:寒さで閉め切りがちになるが、定期的に空気を入れ替えてカビ対策を。
まとめ:年間を通じた管理の重要性
空き家の維持管理は、季節ごとに適した対策を取ることが不可欠です。特に、雑草や湿気対策、台風後のチェック、防犯対策は年間を通して意識する必要があります。定期的な訪問や管理サービスの活用も検討しながら、建物の劣化を防ぎ、資産価値を維持しましょう。
パラソルの作業範囲外の項目も多く含まれます。雪害は長崎ではあまり見受けられませんが、台風の通り道です。飛来物による建物の損壊の有無や水漏れの発生状況などの確認はおすすめです。またハチの巣による近隣住民の被害は空き家所有者が法的責任を問われる可能性があります。
適切な管理、問題点の早期発見のため、空き家管理は早めに始めましょう。